市民ランナーが5000m13分台で走れるのか試してみた。

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第105回日本選手権(陸上) 男子エントリーリスト(2021年6月24日~27日)

第105回 日本陸上競技選手権大会

 

6月15日にエントリーリストが更新されました。

◎第105回日本陸上競技選手権大会 エントリーリスト 

※6月15日11時00分までに提出された欠場届が反映された結果です。

当日までに不調などで棄権する選手が出る可能性はありますが、現時点で出場が決まっています。

 

また、今回の大会はオリンピック出場がかかった重要な選考レースでもあります。

特にオリンピックの参加標準記録を突破している選手が4人いる男子100mは非常に重要なレースになるでしょう。

オリンピック 参加標準記録

オリンピックの陸上では、1つの種目に出場できる選手の上限は3人です。

そのため、男子100mでは日本選手権の順位により、出場できる選手が3人決まるのです。 

 

 ここからは各種目の選手を見ていきましょう。

※各上位10選手を載せます。

男子100m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子100m

男子100mは上位6人までが10秒00台。

誰が9秒台で走ってもおかしくないメンツといえるでしょう。

実際に、100mの決勝で新たに9秒台を出してオリンピック出場、、、

というのもあり得ます。

また、誰がオリンピックに出るのか、誰がリレーのメンバーに選ばれるのかも注目です。 

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男子200m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子200m

200mの参加標準記録は20秒24。

現在では、サニブラウン選手と小池選手が突破済み。

白石選手は100mには出場せずに200mのみの出場です。

少し脚の具合が心配ですが、、、

飯塚選手は、今年は五輪テスト大会と静岡国際で優勝、木南記念は欠場。200mのみの出場です。

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 男子400m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子400m

参加標準記録は44秒90と高い壁。

自己ベストと資格記録で最も近いウォルシュ選手は、デンカチャレンジで45秒80。

怪我からの復帰戦なので調子は悪そうに見えましたが、日本選手権までにどう調子を合わせてくるかがポイントです。

また、注目はRUDOLFの山木選手。5月の東日本実業団選手権では46秒81の自己ベストで初優勝しましたが、デンカチャレンジではさらに1秒以上ベストタイムを更新し、45秒69で優勝しました。

調子が良いように感じるため優勝候補の1人です。また、タイム次第ではマイルのリレー代表も濃厚でしょう。

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男子800m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子800m

参加標準記録は1分45秒20。日本記録よりも速いタイムが設定されています。

注目選手は、デンカチャレンジで1分46秒50を出した、環太平洋大の源選手。

日本歴代5位、学生歴代4位のタイムであり、ここ数年ではかなりの好タイムです。

また、アメリカ留学中で2019年の日本選手権で当時高校生で優勝したクレイアーロン選手も出場予定です。

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男子1500m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子1500m

参加標準記録は3分35秒00。800mと同じく日本記録よりも速いタイムが設定されています。

ここ最近はサブ3分40を達成している選手が多く、直近ではホンダの荒井選手が3分37秒05で日本記録を更新しました。

東海大の飯澤選手は調子が良ければ優勝する可能性もあるでしょう。

また、トーエネックの河村選手は、金栗記念で3分38秒83で優勝。日本歴代9位の好タイムをマークしています。

阿見ACの田母神選手は1500mを欠場し800mに絞る予定。 また、前回日本選手権2位の的野選手も欠場。

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男子5000m

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子5000m

参加標準記録は13分13秒50。ここ最近の好タイム連発を見ていると、5000mでも好タイムが期待できます。

注目は去年の日本選手権で優勝した坂東選手、アメリカで修行中の遠藤選手。

個人的に応援している松枝選手と吉居選手も出場します。 

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男子110mH

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子110mH

参加標準記録は13秒32。すでに3選手が標準記録を突破しており、近年好タイムを連発しています。

日本記録保持者の金井選手は、今季(オリンピック)で引退し実家を継ぐため歯医者を目指す予定です。有終の美を飾れるように応援したいですね。

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男子400mH

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子400mH

参加標準記録は48秒90。既に4選手が突破しています。

注目は今季最高タイムを出している法政大の黒川選手。メガネとヘアバンドがトレードマークで、五輪テスト大会で日本歴代10位タイ、学生歴代5位タイのタイムをマークし優勝しています。

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男子3000mSC

第105回 日本陸上競技選手権大会 男子3000mSC

参加標準記録は8分22秒00。

注目は既に標準記録を突破し、日本記録を更新した三浦選手。

五輪テスト大会で日本記録を更新、関東インカレでは圧倒的なラストスパートで1500m優勝、5000mは2位。順大競技会では3000mを7分48秒07の学生新・日本歴代4位をマーク。

日本選手権でまた日本記録を更新するのではないかと期待してしまう好調ぶりです。 

また、愛三工業の山口選手は標準記録まで0秒39であり、 記録突破を期待してしまいます。

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まとめ 

日本記録を更新した種目が多くあり、どの種目も好記録を期待してしまいます。また、今回の日本選手権は代表選手の選考大会でもあるので、タイムだけでなく順位も注目です。

個人的にはアシックスやアディダスのニュースパイクを履く選手がいるのかどうかも気になります。