市民ランナーが5000m13分台で走れるのか試してみた。

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【五輪注目選手】ノルウェーのヤコブ・インゲブリクトセン選手【3兄弟】

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オリンピックが近づいてくると、日本国内だけでなく海外の選手の情報も気になってきます。個人的にかなり注目しているのがノルウェーヤコブ・インゲブリクトセン選手です。 

ここからは、ヤコブ選手について紹介します。 

日本で注目されたのは2018年。当時高校2年生のヤコブの快挙

ヤコブの話題をTwitterなどで見かけるようになったのが2018年の8月。ドイツのベルリンで行われた「ヨーロッパ選手権」です。

このとき注目された理由は、ヨーロッパ選手権の1500mの決勝にノルウェー代表の3人全員が決勝に出場していたからです。

その決勝に残った3人というのが、

★ヘンリク・インゲブリクトセン

★フィリップ・インゲブリクトセン

ヤコブ・インゲブリクトセン

そう。全員兄弟で、揃って決勝に残っていたのです。

このとき時点でのヤコブの1500mの自己ベストは3分31秒18。17歳の高校2年生とは思えないタイムです。

そして、17歳のヤコブが見事ヨーロッパ選手権の1500mを制しました。(3分38秒10)

また、同じくヨーロッパ選手権の5000mでは兄のヘンリクとヤコブが出場。途中から兄が先頭でレースを引っ張り、最後はヤコブが勝利しました。(13分17秒06)

17歳の若さでヨーロッパ選手権の1500m・5000mの2冠を達成したのです。 

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2019年の世界陸上では果敢に『勝つ』ためのレースを 

2019年の世界陸上では1500mと5000mの2種目に出場。

1500mは決勝で4着(3分31秒70)、5000mは5着(13分02秒)でしたが勝つための積極的なレース展開でした。

特に5000mでは決勝のラスト1周で先頭に立ち、レースを引っ張る姿も見れ(動画13分29秒らへん)白熱しました。この5000mではスパートのタイミングなどのレースを展開する難しさと面白さを感じます。

1500m動画

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5000m動画 

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2020年は好記録を連発!

2020年はコロナ禍の影響で出場レース数は少ないですが、好記録を連発しています。

6月11日:2000mで4分50秒01の自己ベスト・ヨーロッパ新記録。

6月30日:800mで1分46秒44の自己ベスト。

8月14日:1500mで3分28秒68の自己ベスト・ヨーロッパ新記録。

9月17日:3000mで7分27秒05の自己ベスト・ノルウェー新記録。

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2021年DLで5000m今季世界最高!12分48秒45のヨーロッパ新記録を樹立!

 そして、今年の6月10日のダイヤモンドリーグ5000mにて、自己ベストであり今季世界最高・ヨーロッパ新記録で優勝しました。

タイムは12分48秒45!

また、世界記録保持者のウガンダのチェプテゲイ選手に勝利しての優勝です。 

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まとめ 

 海外の選手は日本の選手と比較すると、情報が掴みにくい部分がありますが、背景を知っていくと感心が高まっていきます。

まだ、五輪代表に決まったという情報は見つけていませんが、ほぼ確実に代表選手になるでしょう。日本でヤコブが活躍すると考えると、また楽しみが広がりますね。