【陸上コラム】知らなかった3000m障害のルール
※これもnoteに上げていた記事です。
3000m障害(3000mSC)は人生で一度は走ってみたいと思いつつ、見た目の過酷さがエゲつない、初見の人は驚くこと間違いない競技だと思います。
僕も高校の地区予選で初めて見たときに『罰ゲーム』だと思いました。だって、トラックにいい感じの平均台がいくつも置いているんだもの。
その内1つは『水濠』。何で水たまりを作っちゃったのさ。というのが正直な感想です。
「サンショーを走る人は凄いなー。」と他人事だからかもしれませんが、迫力があって観戦するのが楽しい競技の1つだと思います。
障害(ハードル)の越え方
3000m障害でポイントになるのは「障害(ハードル)の越え方」だと思います。
ハードルに足をかけて越える選手が多いですが、トップ選手になると400mHのようにそのまま跳び越える選手が多くなります。
足をかけた方が確実にハードルを越えられるメリットがある反面、リズムが崩れる・ブレーキがかかるのでタイムロスが生じるのがデメリットです。
跳び越える方は、単純に走りの勢いを殺すことなくリズミカルに走れますが、肉体的な負担が大きいみたいです。
ちなみに、ケニアの選手の中には、水濠のハードルも跳び越えている選手がいます。すげー。
そのとき(たぶん世界陸上大阪。ケニア勢が表彰台を独占したとき)の解説の人曰く、「5mくらい跳んでいる」らしい、です。すげー。
ハードルの越え方のルール
その、ハードルの越え方なんですが、
日本陸上競技連盟公式サイト『陸上競技ガイド』がわかりやすくて見ていたんですけど、こんな記述が
高校から陸上を始めて15年くらいになりますが、初めて知りました。
つまり、よく見るコレ。
(かの有名な「笹食ってる場合じゃねぇ!!」のやつ)
みたいな跳び越え方もアリといえばアリみたいです。へぇ~。
途中で転んだりしたとき、手を使って越えてるのでOKということみたいです。
※↑はかなり体の負担が大きそうです。
かなり分かりやすい『陸上競技ガイド』
これから陸上を始める人はぜひ見てみてください!